VRゲーム 短編

『極秘VRテスト(報酬100万円)』に双子の弟の代わりに参加したら、実銃とゾンビ100体のデスゲームだった〜唯一の『警視庁SAT狙撃手』だった俺は、初期装備の6発とナイフで黒幕ごと処刑する〜

Leontheluckypirate 2026/11/08 公開 2026/11/08 10:30 更新

あらすじ

「兄貴、頼む! 俺の代わりにカプセルに入って寝てるだけでいいから!」

急性虫垂炎で救急搬送された双子の弟・海斗(重度のFPSゲーマー)から懇願され、報酬100万円の『完全隔離型・極秘VRベータテスト』に替え玉として参加することになった兄の遼(リョウ)。

だが、カプセルのマスクから送り込まれてきたのは高濃度の麻酔ガスだった。

目を覚ました遼の前に広がっていたのは、仮想空間ではなく、海霧に閉ざされた絶海の孤島。
網膜にはARコンタクトレンズによる偽のHPバーと『痛覚フィルター95%有効』『感染者1体討伐につき+10万円』というホログラムが表示され、腰には6発の実包が入った本物の自動拳銃(Glock 19)が巻かれていた。

それはバイオテロ組織が新型ウイルス『N-12株』の威力をダークウェブのバイヤーたちに証明するため、身寄りのない若者10人を騙して銃を撃たせ、100体の感染者に虐殺させる生中継デモンストレーションだった。

パニックに陥った他の参加者たちが次々と銃声を響かせて群れに食い殺されていく中、黒幕たちはたった一つだけ致命的な計算違いをしていた。

入れ替わっていた双子の兄・遼の正体は、無職のゲーマーではなく――警視庁特殊急襲部隊(SAT)の現役狙撃手だったのである。

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