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Ayuwan 2018/06/02 公開 2021/04/01 00:09 更新
「……さあ、あらすじって訳なのだが……一体どう書きゃいいんだ?」
「……う~ん……まあ、そこはそんなに深く考えなくてもいいんじゃない? だけど、1章丸ごと飛ばし読み推奨とは書いといてね。私もまだ出番ないし……って、あっ! やっぱりここ超重要!! 赤丸必須だねっ!?」
「あなた言いたい放題でーーす!!……でも、そうすっとだな。色々と張った伏線の意味がだな……ぶつぶつ……」
「そんなの気にする必要があるほど大それた物でもないと思うけど……ったく、どんだけ自意識過剰なの?」
「──言い方っ!!!……くっ、くそ! ぐ、ぐぬぬ。て、てめぇ……」
「ああ! 君、こんな事してる場合じゃないでしょ? 早くあらすじの説明しなくちゃ、ただでさえ文字数かさ張っちゃてんだから!」
「……誰がそうさせてんだよ!!」
「難しいけどがんっばって! 早く! もう私達の物語は完結してしまってるんだから、後はあらすじでなんとか足掻くしかないのよっ!!」
「……惨めだな、おい。これがホントの悪足掻きって奴かよ……って、ジト目で見んな……」
「ああん、早くして! あらすじに回す文字数がなくなっちゃうんだから!」
「ああ、悪りぃ悪りぃ…コホン。それじゃあ……いくぞ?」
───
『はい。残念時間切れ。これにてあらすじは完了しました』←アナウンス
「「…………」」
「「──ええええええええええええええええええ!!!」」
「洸のおバカ……」
「俺の……せい……なのか……?」
───
恋愛感情というものが良く分からず、恋する事ができない青年──神崎 洸(カンザキ コウ)
彼は退屈と虚しさを感じる日常を何気なく過ごしてきたが、やがて、ひとりの女性と巡り逢い──
───
これは洸という名の青年が体験する、淡く少し切ない恋の体験談。
──ふたつの世界が重なり合い交差する──
そこから紡ぎ出される不思議なボーイ・ミーツ・ガール恋愛ストーリー。
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