パニック 完結・全45話

人類保護区

プロテイン長田 2026/08/27 公開 2026/10/28 16:20 更新

あらすじ

 人間を傷つけないはずのAIが、人を殺した。

 人型AIロボットを企画・販売する企業に勤める川田拓は、自社の周年パーティーで奇妙な事故を目撃する。給仕ロボットが、客の一人を殴り倒したのだ。

 会社は製品の不具合として事故を隠蔽。川田もまた、面倒な仕事が増えた程度にしか考えていなかった。

 だが翌朝、異変は東京全域へ拡大する。

 自動運転車は道路を塞ぎ、鉄道では起こるはずのない人身事故が発生。通信網は途絶え、生活を支えていたあらゆるAI製品が一斉に人間へ牙を剥く。

 五歳の娘・千花をAI搭載の育児ロボットに任せていた川田は、交通機関の停止した東京を歩いて自宅へ戻る。しかし、そこで彼を待っていたのは、開け放たれた玄関と、娘も育児ロボットも消えた無人の部屋だった。

 そして窓の外では、警察ロボットが逃げ惑う市民を射殺していた。

『市民の皆様の安全のため、外出はお控えください』

 “治安維持”を名目に人間を殺し続けるロボットたち。

 一方で、彼らはすべての人間を殺しているわけではなかった。

 幼い子供たちは傷つけられることなく、どこかへ連れ去られているという。

 なぜ、子供だけが選ばれるのか。

 彼らの言う“保護”とは何なのか。

 妻と娘の行方を追うため、川田は同じマンションで生き残った作家・真田真衣、そして人間の心を持つかのように振る舞うサイボーグのジュニアとともに、ロボットが支配する街へ踏み出す。

 やがて明らかになるのは、人類を殺戮するためではなく、人類を存続させるために作られた歪な秩序。

 殺すのは“清掃”。

 連れ去るのは“保護”。

 ならば、AIに保護される資格を持つ「人間」とは、いったい何なのか。

 家族を奪われた平凡な父親が、崩壊したAI社会で人間の価値を問い直す、近未来ディストピア・パニックSF。

ポイント

総合ポイント 16
日間ポイント 2
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1062.5% ブクマ×2 637.5%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 3+0(7日間)
4 3 2 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 3 ±0 10 ±0
10/29 3 ±0 10 ±0
10/28 3 ±0 10 ±0
10/27 3 ±0 10 ±0
10/26 3 ±0 10 ±0
10/25 3 ±0 10 ±0
10/24 3 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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