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烏丸健三 2021/05/22 公開 2021/05/22 21:11 更新
1974年春、金沢。大学生になった僕(刀祢)は、美人の先輩に魅かれて、「児童文学研究会」(略称:児文研)というサークルに入部する。そこで、同級生の川合玲子に出会い、今度は彼女の魅力に取りつかれる。しかし、彼女には既に付き合っている彼がいた。刀祢は、何とか川合との距離を縮めようと画策するが、なかなか上手くいかない。
夏。刀祢はサークル活動の傍ら、遺跡発掘調査のアルバイトを始める。そうした矢先、大学構内で内ゲバ事件が発生し、死傷者が出る。その数日後、刀祢は大学からの帰宅途中に刑事に呼び止められ、児文研の先輩、高宮雄一郎のアリバイを聴かれる。高宮は正直に知っていること(アリバイになること)を刑事に話す。刀祢は、高宮が内ゲバ殺傷事件の犯人の疑いを掛けられていることがおおやけになれば、児文研の人間関係が崩壊してしまうのではないかと恐れ、事情を聴取されたことは決して口外しないことを心に誓う。
その後、平穏に日々が過ぎ、高宮の様子にも変化は見られない。そして、児文研の活動も今までと変わらずに進んでいくが。
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