異世界恋愛 短編

エタった自作小説に入ったら、主人公が刀を持って催促しに来た

熾星 2026/08/23 公開 2026/08/23 16:00 更新

あらすじ

「書くのか、書かないのか。どちらだ?」

 午前二時。真っ白なWordの画面を前にぼんやりしていた私の耳元で、突然、男の声がした。

 驚いて手が跳ねる。最近、徹夜しすぎているせいに違いない。連載中の『偏執皇帝の囚愛』は、もう十二日も更新できていない。このまま一文字も書けなければ、幻聴くらい聞こえてもおかしくない気がしてきた。

 ところが、直後にズボンの裾を何かに強く引っ張られた。

「何っ?!」

 目の前のパソコンが急激に熱を帯び、画面の中央に真っ黒な亀裂が走った。そこから青白い手が伸びてくる。

 続いて、長い黒髪の男が上半身を画面から乗り出した。華麗な黒い皇帝の礼装は、あちこちが墨で汚れている。

 私はその顔を見た瞬間、息を呑んだ。

 九条蓮司。

 私が自分の手で書いた、この物語の主人公だった。

 蓮司は恐ろしいほど暗い目で私を見据えた。

「お前が余の結末を書かぬというのなら――」

 彼の手が私の手首をつかむ。

「中へ来い」

「残りは、余たち自身で演じればいい」

「待って――」

ポイント

総合ポイント 28
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 28100% ブクマ×2 00%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 0+0(7日間)
1 0 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 28+0(7日間)
29 28 27 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 0 ±0 28 ±0
10/30 0 ±0 28 ±0
10/29 0 ±0 28 ±0
10/28 0 ±0 28 ±0
10/27 0 ±0 28 ±0
10/26 0 ±0 28 ±0
10/25 0 ±0 28 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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