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銘水 2018/07/29 公開 2019/04/01 01:00 更新
小さな島国の王女サフィリアは孤独で、島の守護神獣のカイルーは退屈を持て余していた。
不思議な縁で二人は出会い、カイルーはサフィリアに割りきった関係、恋愛ゲームを持ちかける。
「本気で好きになったら負け、関係は終了。後腐れはなし。──ねぇ、オレと遊ぼうよ」
「いいわ」
互いに“流れ星”、“真珠姫”と呼びあい、偽りでも恋人のような交流を続けていたが、チャラいと思われたカイルーはどんどん一途になり、サフィリアはチョロいどころか一筋縄でいかなくて。
「オレとのことは遊びだったのか!?」
「あなたがそれ言っちゃう!? お互いが同意して始めた遊び(ゲーム)でしょう?」
真実の愛に目覚めた男と愛を信じない女は根本的にすれ違っていた。
けれどサフィリアにフラれても、その闇を知ってもカイルーの想いは変わらない。
「もう一度ゲームをしようよ。今度こそサフィリアに心から愛してると言わせてみせる。キミが負けたら、オレのことを名前で呼んでくれ」
「反省したのに性懲りもなくゲーム? 絶対に言わないわ」
二人の攻防は続くかと思われたが……。
「サフィリア、死んでもキミを愛してるよ?」
────遊びから始まった恋は思わぬ方向に進んでいく。
※死別する描写があります。
無断転載厳禁 作者:銘水
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