異世界恋愛 連載中・全8話

「使用人風情が」と仰いましたので、本日より、雇われるのはやめます ~独立したら、お客様が順番待ちになりました~

アクア 2026/08/29 公開 2026/09/06 14:00 更新

あらすじ

「使用人風情が」

ヴァルモン侯爵家の家宰補佐セラフィーヌ(三十九歳)は、二十一年ぶんの段取りを、その一言で値切られた。
怒鳴らない。泣かない。彼女は、雇われるという身分そのものを降りる。

「雇われるのは、やめます」

王都に前例のない〈請負〉を、彼女は自分で作った。
――入るのは三日。直すのは一点。指図は受けない。奥の敷居は、またがない。

最初の請負は、明後日に婚礼を控えた子爵家。使用人が七人まとめて辞めた家である。
彼女は誰も雇い直さない。婚礼の段取りのほうを、三人ぶんに組み替える。

「この家で狂っておりますのは、〈婚礼の朝の順序〉でございます」

三日目の日暮れ、彼女は出ていく。門の外で、貧乏伯爵が待っている。

「……うちの、専属になってはいただけませんか?」
「請負でございます」

こうして王都の屋敷は、順番待ちになった。
卓の隅では、断り続けている一軒からの依頼書が、名義を変えながら積み上がっていく。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/31〜11/06(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/31 11/03 11/06
評価ポイント 0+0(7日間)
1 0 10/31 11/03 11/06

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/06 2 ±0 0 ±0
11/05 2 ±0 0 ±0
11/04 2 ±0 0 ±0
11/03 2 ±0 0 ±0
11/02 2 ±0 0 ±0
11/01 2 ±0 0 ±0
10/31 2 ±0 0 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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