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陣 2026/02/07 公開 2026/02/07 22:02 更新
「……気安く触らないで。菌が移る」
学園の「氷の女王」こと神楽冥夜に、今日も今日とてゴミを見るような目で見下された俺、高坂アキラ。
クラスの背景モブである俺は、彼女にとって視界に入れるのも汚らわしい存在……のはずだった。
ある日、俺は授業中の手違いで、自作の『対話型AIアプリ』を全校生徒に誤送信してしまう。
しかも運悪くサーバーがバグり、AIの自動返信が停止。
俺は急遽、管理者として手動で(=中の人として)AIのフリをしてユーザー対応をすることになったのだが――。
『AIくん聞いて! 今日、アキラくんと0.5秒指が触れたの! もう死んでもいい! この指は真空パックして神棚に飾る!』
『ああんアキラくん尊い……同じ空気を吸えて幸せ……結婚したい……』
たった一人のユーザーから送られてきたのは、俺への重すぎる愛と、限界オタク全開のデレメッセージだった。
そのIDの正体は――なんと、俺を罵倒したばかりの神楽冥夜!?
現実では「消えて」と罵られ、裏のチャットでは「好き好き大好き愛してる」と求婚される。
バグだらけのアプリと、愛が重すぎるポンコツヒロインに振り回される、俺の二重生活が始まった。
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