宇宙 完結・全134話

USSF機動空母リベレーター戦記

天野 了 2025/05/07 公開 2026/04/26 19:56 更新

あらすじ

地球外文明による脅威に対抗するためアメリカはSSFP(Space Strike Force Program):宇宙打撃軍計画を発足。その後、各国(国際連合解体後の旧西側諸国)の資金技術援助を基に統合機動宇宙軍へと発展する。

地球初の宇宙機動戦闘艦であるSCV-01(惑星戦略機動空母リベレーター)は竣工後、約二年の歳月をかけ数々の公試項目を実施。正式に運用が開始されたリベレーターはUFOまたはUAP「未確認空中現象」(Unidentified Aerial Phenomena:UAP)が多く確認されている月の裏側へ進攻を開始する。

しかし、月から飛来するUFOの情報は極めて狭い範囲に留まる。SCV-01の提督JC・ロバートソンは軍総本部ペンタゴンの特殊作戦部隊、タイムゲートチームの情報と高次意識を持つSCV-01の特殊推進機関(TX機関)操作員のエディ・スイングの証言を基に、現在の世界線が月の民、人類の分岐種であるカインの手で一度消滅し、新しく創造された物であることを突き止める。余りに進み過ぎた月の技術に対し、彼は核の先制攻撃を中止させる。艦長のランドー大佐は艦載機、高次元戦闘機TR-3Dで月のカインの都市セイルを攻略するが失敗し、その時、戦闘に耐えられなくなった彼の妹、エディ・スイングは艦載機TR-3Dで戦域から遁走する。

地上ではアメリカ同盟とロシア連合が対立する中、月の敵 “カイン” の技術を奪取せんと秘密裏に駆け引きが行なわれる。日本はいち早く防衛省副大臣の和泉を日本の深宇宙防衛ガイドラインに沿って建造された〈あまてらす〉システムを使い、カインとの超次元空間接続に成功し、彼等と接触を図る。後を追うようにアメリカ政府とロシア連合はカインに使者を送るが、そこで和泉と会い、彼から聞いたカインの情報は現在の国家の在り方を根底から覆すものだった。それは日本政府が長年掲げて来たムーンショット計画に合致するものだった。

USSF統合機動宇宙打撃群艦隊に編成されたSCV-01〈リべレーター〉は、世界の支配を企てる軍産複合体と、その勢力の宇宙艦隊、またケンタウリ、ドラコ系敵性異星人のUFO艦隊と熾烈な戦闘を展開する。

SCV-01〈リベレーター〉の人類解放の戦いが今、始まる ‼


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