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山田 バルス 2026/07/03 公開 2026/07/03 18:20 更新
侯爵令嬢プラリネは、聖女への毒殺未遂という冤罪を着せられ、婚約者である王子キュベルドンによって婚約を破棄され、国外へ追放される。絶望の果てに死を選ぼうとした彼女は、海辺で勇者スペキュロスに救われた。彼は彼女の中に眠る聖女の資質を見抜き、仲間として迎え入れる。
プラリネは勇者一行の中で力を開花させ、治癒・結界・浄化といった聖女としての才能を発揮していく。剣聖ミゼラブル、大魔法使いメルヴェイユと共に数々の戦いを乗り越え、彼らはやがて魔王討伐を成し遂げる。旅の中でプラリネはスペキュロスと心を通わせ、二人は結ばれて夫婦となる。
その頃、王都では偽りの聖女シナモンが力を失い、王国の守護結界は崩壊。魔物が溢れ、国は混乱に陥っていた。そこへ勇者一行の活躍と、帝国で聖女と称されるプラリネの名声が届く。
やがてブリュッセル王国の使者は、プラリネに対し「婚約破棄を許し王妃として迎える」と傲慢な通達を持ち込むが、彼女はすでに帝国皇子スペキュロスの妻であった。さらに彼の正体はワイマール帝国第二皇子であり、魔王討伐の功績により大公爵となる存在だったと判明する。
圧倒的な国力差と事実を突きつけられた王国は動揺し、かつて彼女を追放した王子と偽聖女は自らの過ちと没落を悟ることになる。一方プラリネは、帝国の皇族として新たな家族に迎えられ、愛する夫と共に平和な未来を歩み始めるのだった。
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