異世界恋愛 完結・全32話

婚約者がまた病弱な幼なじみのお見舞いへ行ったので、婚約式は私ひとりで終わらせました【連載版】

本城オブリゲータ 2026/05/27 公開 2026/06/25 18:10 更新

あらすじ

婚約式の鐘が鳴るはずの時刻に、アリシアの婚約者になるはずだったディオンは、病弱な幼なじみセシリアの屋敷へ向かっていた。
理由はいつも同じ。

セシリアが不安がっている。
セシリアが泣いている。
セシリアには自分が必要だ。

公爵令嬢アリシアは、これまで何度も待ってきた。
舞踏会も、観劇も、王妃殿下への挨拶も、両家の晩餐も。
そのたびにディオンは幼なじみを優先し、アリシアへこう言った。

「君なら分かってくれると思った」

そして婚約式当日。
彼はまた来なかった。
ただし、正式な婚約は今日の神殿式で成立する予定だった。

つまりディオンは、まだ法的には婚約者ではない。
神殿には両家、立会神官、公証人、王家婚姻登録院の監督官まで揃っている。

アリシアは泣かなかった。
取り乱しもしなかった。
ただ、立会神官へ告げる。

「本日の婚約式は行いません。婚約不成立の確認をお願いいたします」

遅れて戻ってきたディオンは言う。

「君なら待っていてくれると思った」

アリシアは微笑んだ。

「ええ。だから、今日まで待ちました」

婚約式をひとりで終わらせたアリシアを見ていたのは、王家婚姻登録院の監督官である大公家次男ヴィクトル。

「あなたは捨てられたのではありません。終わらせるべき時刻を、自分で選んだのです」

これは、待つ女をやめた令嬢が、自分の時間と誓いを取り戻し、王家婚姻登録院で本当の役目と恋を選び直す物語。

ポイント

総合ポイント 4,518
日間ポイント 0
日間ランクイン 11
最高順位 100
評価ポイント 3,24471.8% ブクマ×2 1,27428.2%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
637
感想
14
レビュー
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404
平均評価
8.03
週間読者
261

ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 637-4(7日間)
642 640 638 636 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 3,244+0(7日間)
3,245 3,244 3,243 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 637 -1 3,244 ±0
10/30 638 ±0 3,244 ±0
10/29 638 -1 3,244 ±0
10/28 639 -1 3,244 ±0
10/27 640 ±0 3,244 ±0
10/26 640 -1 3,244 ±0
10/25 641 ±0 3,244 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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