異世界恋愛 完結・全10話

もう二度と聖女なんかやりません

九葉(くずは) 2026/05/11 公開 2026/05/11 12:08 更新

あらすじ

十年間、誰かのために使い続けた手だった。
その手を「偽物」と呼ばれた朝、クラーラは泣かなかった。
代わりにメモ帳を取り出して、荷造りリストを書き始めた。

聖女として神殿に尽くした十年。
けれど「本物の聖女」を名乗る義妹が現れた日、すべてが終わる。
治癒の鑑定すら許されないまま、クラーラは神殿を追われた。

行く当てもなく辿り着いたのは、辺境の騎士団。
寡黙な副団長は「神殿崩れは役に立たない」と言い放つ。
それでもクラーラは、傷だらけの騎士たちの前に立った。

祈りではなく、手袋をはめ、傷口を診て、止血してから癒す。
母から受け継いだその手順が、クラーラの治癒のすべてだった。
神聖さではなく、専門性で命を救う治癒師は、この騎士団にはいなかった。

やがて騎士団の空気が少しずつ変わり始める。
けれど王都から届く影は、クラーラを静かに追い詰めていく。
そして副団長は、何も言わずに毛布を置いていく。

義妹の治癒はなぜ効かなくなったのか。
母が本当に遺したものは何だったのか。

偽物と呼ばれた手が誰かを救うたび、真実は少しずつ形を変えていく。

ポイント

総合ポイント 2,662
日間ポイント 0
日間ランクイン 5
最高順位 80
評価ポイント 2,32887.5% ブクマ×2 33412.5%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
167
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評価者数
280
平均評価
8.31
週間読者
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ブクマと評価ポイントの推移

10/31〜11/06(7日間)
ブクマ 167-1(7日間)
169 168 167 166 10/31 11/03 11/06
評価ポイント 2,328+10(7日間)
2,325 2,320 10/31 11/03 11/06

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/06 167 ±0 2,328 ±0
11/05 167 ±0 2,328 +10
11/04 167 ±0 2,318 ±0
11/03 167 ±0 2,318 ±0
11/02 167 ±0 2,318 ±0
11/01 167 -1 2,318 ±0
10/31 168 ±0 2,318 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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