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水前寺鯉太郎 2026/03/29 公開 2026/03/29 19:40 更新
夏の午後、郊外のバイオ研究所から未知のウイルス「ガイア・フェロモン」が漏洩した。緑色の霧が街を覆い、昆虫たちが巨大化・凶暴化。人間を捕食する地獄が、たった三分で出現する。
霧を吸い込んだ青年・蓮の背中には四枚のオニヤンマの翅が生え、死角のない複眼と重機並みの怪力が覚醒した。親友のタカシは、人語を話すパグへと変異する。二人は「研究所に抗ウイルス薬剤がある」という一縷の望みを胸に、昆虫まみれの廃墟と化した街へと踏み出す。
道中、蚕蛾に変異した手芸部出身の綾と、アシダカグモに変異した元女子野球選手・みゆきと出会い、四人でパーティを結成。綾の鋼鉄の絹糸、みゆきの160km/h投石、タカシの衝撃波くしゃみ、そして蓮の空中戦が噛み合った連携で、幾多の強敵を突破していく。
ついに研究所に到達した四人を待ち受けていたのは、進化した最強の捕食者たち。オオスズメバチとの死闘で蓮の「虫の本能」が暴走しかけるが、タカシの一喝が人間としての自我を繋ぎとめ、全員の連携で撃破。抗ウイルス薬剤の散布により街は静寂を取り戻す。
蓮は飛行能力を失い、タカシはパグのままだった。それでも四人は、変わらぬ絆とともに歩き続ける。
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