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星きあさ 2026/04/24 公開 2026/10/27 13:30 更新
断罪、婚約破棄、そして辺境への追放。
傲慢な公爵令嬢リディア・エルヴィンは、次期聖女フィオナを陥れた罪により、すべてを失った。
愛した婚約者に見限られ、家族にも失望され、嵐の海で命を落としかけたその時――古書に刻まれた謎の魔法が発動し、十二歳の頃へと戻っていた。
「……もう二度と、同じ人生にはしない」
今度こそ家族を大切にして、穏やかに暮らしたい。
そう決意したリディアは王子との婚約を避け、かつては見向きもしなかった領地や人々と向き合い始める。
地味だと思っていた「翻訳の加護」を活かして、古文書の解読、特産品作り、北の領地を豊かにするための研究に取り組む。
誰かのために力を尽くす日々の中で、リディアは少しずつ、自分の居場所と大切なものを見つけていく。
やがて迎えた魔法学園での生活。
新たな友人たちと過ごし、かつての婚約者や次期聖女とも向き合ううちに、一度目の人生では見えていなかった彼らの姿を知っていく。
けれど、違う道を選んだはずの未来で、フィオナの命を狙う事件が起きる。
かつて陥れた相手を、今度は守りたい。
そのために動き始めたリディアは、自らの過去にも残された謎と向き合うことになる。
研究を禁じられた神々の言葉。
語り継がれる建国史に隠された真実。
そして、人々の思惑に翻弄される者たち。
穏やかに暮らしたいと願った二度目の人生で、守りたいものができたからこそ、目を背けられないことがある。
これは、すべてを失った公爵令嬢が、家族や仲間との絆を育みながら、大切な人々と生きる未来を選び直す、やり直しファンタジー。
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