ローファンタジー 完結・全120話

死神の隠し子

沖延龍弥 2026/02/07 公開 2026/04/22 19:05 更新

あらすじ

 たった一人の家族である母親の余命宣告に、少年•稲司祝(いなもりほおり)は絶望に暮れる。

 しかし、そんなさなかに出会ったのは、半妖の姿をした狛犬の姉弟。祝はその二匹に、突如として〈死神殺し〉を手伝ってほしいと懇願される。
 
 狛犬姉弟は、カグツチと呼ばれる火と火山を司る、赤ん坊の姿をした神の子守役だった。
 カグツチはかつて、自身も火そのものであるがゆえに、母である伊邪那美命(イザナミノミコト)から生まれる際に火傷を負わせ、死なせてしまった。
 父である伊邪那岐(イザナギノミコト)はひどく悲しみ、ついには我が子であるカグツチの首を刎ねてしまった。

 そんな哀れなカグツチの首を、盗み去った荒神がいた。その荒神はカグツチの首を十に切り裂き、魂に作り変え、十人の精強無比な死神をつくり、忠僕とした。

 幼いカグツチは、こうして太古よりときおり己の首恋しさに泣きじゃくり、火山を噴火させてきた。そうして、人々に災禍を見舞わせることこそが荒神の狙いであり、次にカグツチが泣き喚けば、この国最大の活火山が大噴火し、未曾有の厄災に陥るという。
 そうなる前に、ともに十人の死神を掃討し、カグツチの首を取り戻してほしい。成し遂げた暁には、〈天瑞鏡の破片〉を使ってどんな願いも叶えるといい、と狛犬姉弟はさらに言う。

 天瑞鏡の破片とは、十人の死神が神核(かみざね/言葉通り神の核)として有しているものだった。一人の死神につき、一枚ずつの破片を体内に秘めていて、斃すことで手にすることができるという。そして、十枚の破片すべてを手に入れて天瑞鏡を完成させることができたなら、どんな願いも叶えることができるという。

 つまり、十人の死神を殲滅することができたなら、この国を護りきることができるうえに、己の願いも叶えることができて一挙両得。狛犬姉弟はそう迫るも、祝はいまいち乗り気にはなれなかった。

 しかし、初めて相見えた死神から、祝は思いがけない言葉を告げられた。
「おまえは、死神の隠し子なんだぞ」と。

 そのうえ、狛犬姉弟から神通術を伝授されると、祝はとてつもない速度で強くなり、めざましい成長を遂げてゆく。

〈死神の隠し子〉とは何なのか。なぜ自分ばかりが瞬く間に強くなれるのか。

 そんな疑問を抱えながら、祝と仲間たちは死神へと挑み続ける。

ポイント

総合ポイント 34
日間ポイント 0
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最高順位 [未取得]
評価ポイント 2882.4% ブクマ×2 617.6%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 3+0(7日間)
4 3 2 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 28+0(7日間)
29 28 27 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 3 ±0 28 ±0
10/30 3 ±0 28 ±0
10/29 3 ±0 28 ±0
10/28 3 ±0 28 ±0
10/27 3 ±0 28 ±0
10/26 3 ±0 28 ±0
10/25 3 ±0 28 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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