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南蛇井 2025/07/14 公開 2025/07/14 11:20 更新
『羽音にご用心!~妹と友と、妖精戦争~』
ある夏の日。虫嫌いの女子高生・赤沢加奈は、部屋に現れた小さな謎の存在を反射的に殺虫スプレーで撃退。
それは——なんと「妖精」だった。
その日から、加奈とその妹・梨花は、妖精たちからの報復攻撃に晒されることとなる。
妖精軍は手のひらサイズながら、魔法と軍隊組織を駆使して本気で家を制圧しに来る!
危機を察したクラスメイトの芹沢美穂も参戦。
厨二病スイッチを入れた彼女と共に、三人は部屋に籠城し、妖精軍との前代未聞のサバイバル戦争を開始する。
殺虫スプレー、チョコチップパン、段ボールバリケード、風圧トラップ、焼きそば風スモークなど、
家庭的な道具と機転で応戦する彼女たち。
しかし戦いの裏には、妖精界の政治と王政、そして“パセリ”という妖精の死の真相が隠されていた。
やがて現れる、銀の副官。
そして裁きを下すべく降臨する妖精王・セリフェリオス九世と、王女アリセリア。
加奈は人間界を守るため、土下座しながらも本音で語る。
「ゴキブリかと思ったんです!」「でも戦ったのは、負けたくなかっただけです!」
戦いの果てに訪れるのは、“終わり”か、“赦し”か。
最後の審判が下されたとき、三人の少女に残されたのは、静かに光る——一枚の羽根だった。
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