異世界恋愛 完結・全37話

復讐乙女と黒羽騎士の恋物語

彩ぺん 2021/09/17 公開 2023/06/30 08:28 更新

あらすじ

 王都の騎士は私の父を殺した。戦場で囮に使い、火を放った。許さない。絶対に許さない。
 
(好きになんてなりたくなかった……)

 私は彼の胸に頭を預けた。涙が溢れて、堪えられなくてポタリと落ちる。私は彼の両手を取って握りしめた。

 ☆★

 俺はこんな気持ちは知らない。

「出稼ぎ酒場娘だろう? デレデレした客が多かったから選び放題。金持ち探しかね。なんかこうお前にもグイグイしてたし」
「金? 金があれば俺は彼女と結婚出来るのか?」
「はあ?」
「別に演技だって、身ぐるみ剥がされたって良いだろ」
「はあ?」
「何かされたって、今この時間や気持ちが消えるわけじゃない」

 俺は全力で走り出した。疲れないと、全く眠れなそうで。

 ☆★

 手が震え、私はボーガンを手放した。床に落下したボーガンを無視して、階段に向かう。早く逃げないとならない。

(何百回も練習したのに、外した……)

 おそらくわざとだ。体が拒否したんだ。殺人なんて、やはり恐ろしい。

(いいえ。私はあの子を罪から守ったのよ。そうよ……)

 奥歯を噛み、震える足を動かす。腰を抜かしそう。
 ある日、妹は家から消えた。探さないで下さい、という手紙を残して。だから妹を追いかけて私も上京した。

 ☆★

自宅アパートの布団に潜り、俺は延々と考えている。

(恋愛? 恋愛って何だ? 恋? 何が? 何か喋ったか? 多少話した。俺は嫌われて怯えられてる。手は拭いてくれたな)

 頭を抱えて呻く。

(横恋慕。終了)

 よし、寝るかと頭から手を離す。

(恋? 恋愛ってどういうことだ? 恐れられて嫌われている。ろくに喋ってない。人柄は何となく知っている。何で?)

 また頭を抱える。突然嵐のような感情が誕生してしまった。

 ☆★

 これは、復讐乙女と黒羽騎士の恋のお話。

ポイント

総合ポイント 756
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 53470.6% ブクマ×2 22229.4%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
111
感想
2
レビュー
0
評価者数
56
平均評価
9.54
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/31〜11/06(7日間)
ブクマ 111+0(7日間)
112 111 110 10/31 11/03 11/06
評価ポイント 534+0(7日間)
535 534 533 10/31 11/03 11/06

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/06 111 ±0 534 ±0
11/05 111 ±0 534 ±0
11/04 111 ±0 534 ±0
11/03 111 ±0 534 ±0
11/02 111 ±0 534 ±0
11/01 111 ±0 534 ±0
10/31 111 ±0 534 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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