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みどり葉 2026/10/29 公開 2026/10/30 18:00 更新
誰に見せる予定もなく書き続けていたものが、ついに200話を越えてしまったので、少しずつ修正しつつ投稿することにしました。修正に手こずらない限り、毎日朝夕に更新していきます。
※ ※ ※
【悲報】ワイ、異世界に来たのにスマホだけなんJに繋がっている。
高校二年の夏に肘を壊して、野球を諦めた。
それからの拓海は、投げる側から観る専門の「やきうのおにいさん」になった。
そんな彼が、ある日、剣と魔法の異世界に転移する。
手元にあるのは、なんJにだけ繋がるスマホ。
電池は減る一方だが、どうやら人々の歓声で充電されるらしい。
『100:風吹けば名無し:やきうのおにいさん異世界でもやきう観たいんか?』
スレに流れたその一言に、拓海は思わず噴き出した。
観たい。そうだ、観たいのだ。
けれどこの世界に、野球はない。打球の音も、スタンドのどよめきも、ここには届かない。
なら、作るしかない。
ただ、野球は球とバットだけでは始まらない。
魔法はどこまで使っていい? 賭けは? 審判の判定に逆らったら? 観客の作法は? 雨の日の球場は?
規則を一つ書き足すたびに、町が一つ変わっていく。
頼れるのは、悪ノリするスレ民と、専門家ニキたち。
土木ニキ、照明ニキ、構造ニキ……このスレ、何でもおるな。
魔法学院、港町、聖都、龍の国、エルフの森、鬼の里、雨の町。
行く先々でぶつかり合い、笑い合い、野球の決まりを増やしていく。
これは、やきうのおにいさんが、異世界に野球を根づかせていく長い長い物語。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・球団・事件とは一切関係があったりなかったりします。作中の野球の規則や用語は、物語の都合で独自に変えている部分があります。
※この作品には、誤字脱字チェックを始め、専門的なルール等の調査などにAIを使用している部分があります。予めご了承ください。
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