異世界恋愛 短編

「妹もお前を嫌っている」と殿下は仰いますが、王女殿下は今日も私の部屋でお昼寝しています ~お兄様、お姉様を返してほしいなら、まず私に謝って~

アクア 2026/10/18 公開 2026/10/18 22:04 更新

あらすじ

「妹もお前を嫌っている。父上も母上も、王家の誰もお前を望んでいない。婚約は破棄だ」

夜会の壇上で、王太子殿下はそう仰った。

王家の誰も。妹君も。

「承知いたしました。では、王女殿下に直接お伺いしますわ」

「……は?」

壇の下で、十歳の王女殿下が菓子を頬張ったまま手を挙げた。

「嫌いなのはお兄様よ。お姉様は好き。今日からお姉様の部屋で寝る」

翌日から、王女殿下は本当に私の部屋で昼寝をなさった。

王女殿下の望みは、国王陛下が全部お聞きになる。

「お兄様の誕生祝い? 行かない。お姉様のお茶会に行く」——殿下の誕生祝いは、主賓の妹が欠席。

「あの男爵令嬢、嫌い。お兄様の隣に座らせないで」——殿下の隣は、空席。

「陛下、お兄様がお姉様をいじめたの」——殿下は陛下に呼び出され、妹に謝る羽目に。

「エレーヌ! 妹を返せ!」

「返す? 殿下、王女殿下は物ではございませんわ。ご自分でお伺いになっては?」

「……マルゴ、戻ってきてくれ」

「やだ。お兄様が先にお姉様に謝って」

そして王女殿下を幼い頃から育ててこられた王弟殿下が、私の部屋の扉の前で言った。

「姪が"お姉様"と呼ぶ人は、私にとっては——妻になる人だと思うのだが」

ポイント

総合ポイント 138
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 2-2(7日間)
4 2 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 134+14(7日間)
130 120 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 2 -1 134 ±0
10/30 3 -1 134 +4
10/29 4 ±0 130 ±0
10/28 4 ±0 130 +10
10/27 4 ±0 120 ±0
10/26 4 ±0 120 ±0
10/25 4 ±0 120 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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