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巡 2026/05/10 公開 2026/10/29 22:20 更新
夏の満月の夜。
京都の大学に通う汐見あかりは、月読神社でひとりの美しい男と出会う。
彼は、自らを月読命(つくよみのみこと)だと名乗った。
日本神話に名を残しながら、ほとんど語られることのなかった月の神。
無口で、どこか世間知らず。それでいて、月明かりの下では息をのむほど美しい。
ひょんなことから始まった二人の同居生活は、料理を作り、笑い合い、ときにはすれ違いながら、少しずつ距離を縮めていく。
これは、月の神と一人の女子大生が紡ぐ、少し不思議で、どこか切ない恋の物語。
神話に記されることのない恋が、静かに幕を上げる。
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本作は、物語内の時間と現実の季節をできるだけ重ねながら更新していく予定です。作中で大きな意味を持つ旧暦七月十五日や、季節の移ろいも、できる限り現実の暦と重ねていきます。
そのため、投稿日に合わせて読んでいただくと、月の満ち欠けや季節の空気とともに、あかりと月読命の恋を追いかけるような読み方ができると思います。
もちろん、まとめて読んでも楽しめるように書いていきますが、もし、よろしければ、現実の月や季節も少しだけ気にしながら読んでいただけると嬉しいです。
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※この作品は、「カクヨム」「エブリスタ」にも掲載しています。
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