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とで 2026/06/12 公開 2026/10/07 07:00 更新
日本のブラック企業で過労死したテリーは、死後に現れた神々から「魔王討伐の救世主」に指名される。しかし、彼が求めていたのは、他人の都合で搾取される人生などではなく誰にも指図されない「完全なる自由」だった。
「誰がそんなクソみたいなやり甲斐搾取に乗るかよ!」
神々の強制的な異世界転生に対しても、テリーは徹底して「働かない」「抗う」「自殺して帰還する」という前代未聞のストライキで抵抗し続ける。あまりの頑固さと折れない精神に、ついに世界の理を司る神々が屈服。テリーを世界の楔として繋ぎ止めるため、「死なせない」「最強の加護を与える」「快適な引きこもり環境を完備する」という至れり尽くせりの『絶対的な檻』を用意する。
こうして、最強の力と無限の福利厚生を持ちながら、誰のためにも働かない「究極の引きこもり魔導師」として第二の人生が幕を開ける。
しかし、神々がテリーを平穏にさせようと過保護に介入すればするほど、結果としてトラブルや人間関係が勝手にテリーのもとへ転がり込んでくる。元聖騎士の美少女エクレアや、王都の商会との衝突など、彼が「何もしない」ために全力を尽くせば尽くすほど、周囲の環境が激変していく。
テリーは、神々の差し向ける「強制的なホワイト環境」を逆手に取り、持ち前の現代知識と怠惰への執念で、今日も今日とて他人の都合に巻き込まれないために最強の引きこもり生活を死守する。
これは、誰の利益のためにも一歩も動かない男が、皮肉にも世界の裏側で英雄以上の奇跡を起こしてしまう、前代未聞の異世界スローライフ(監禁生活)である。
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