ホラー 短編

午前二時、同居人は包丁で白い壁を一分間切りつけた。翌朝、本人は「夢遊病なんてない」と言った

熾星 2026/10/10 公開 2026/10/10 14:44 更新

あらすじ

一週間ほど前から、午前二時になると、この部屋で妙なことが起きるようになった。

 中でもいちばん不気味だった夜、同居人は寝間着のままリビングに立ち、右手に包丁を握っていた。ベランダ側の白い壁に向かって何度も刃を振り、時折、切っ先が壁を擦って耳障りな音を立てる。それでも本人には聞こえていないらしく、同じ動きを一分近く続けていた。

 翌朝、昨夜のことを覚えているか、それとなく尋ねた。

 同居人はしばらく呆けたような顔をしていた。

「瀬尾さん、何の話ですか? 俺、夢遊病なんてないですよ」

 おかしいのが彼なのか、それとも俺なのか。

 確かめるため、その日のうちに小型の見守りカメラを用意した。

 午前二時。

 同居人の部屋のドアは閉じたままだった。

 その直後、玄関からかすかな金属音がした。

 モニターを見つめていると、外側から鍵が回った。

 黒いキャップを深くかぶった見知らぬ男が、合鍵で俺たちの部屋に入ってきた。

ポイント

総合ポイント 72
日間ポイント 10
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 6894.4% ブクマ×2 45.6%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 2+1(7日間)
3 2 1 0 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 68+40(7日間)
60 40 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 2 ±0 68 ±0
10/31 2 ±0 68 +10
10/30 2 +1 58 ±0
10/29 1 ±0 58 +10
10/28 1 ±0 48 ±0
10/27 1 ±0 48 +20
10/26 1 ±0 28 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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