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渡小修(とおす) 2021/09/17 公開 2026/09/07 21:52 更新
そこは地球という名の惑星。
宇宙には多元宇宙論といって、複数宇宙の存在があると仮定した理論物理学による論説があるらしいが、そんな事はどうでも良い事として話を進めるとしよう。
地球に存在する人間の中にはおっさんと呼ばれる存在がどれだけの数生きているのだろうか、おっさんとは中年男性を表したおじさんを変化させた多分に軽視した意味合いを込めて用いる言葉で、紳士的にここではおじさんと表現していく事にする。
おじさんの生態系と題した時、とある人物がそこに生活をしていた。
そのおじさんは古着を粗末にしない性格の持ち主で、30年間使えるものは大事にしていた。
毎年、両親が好きで食べていた苺大福を用意し、墓参りへ行く為に揺られる電車内に鎮座していた。
突如としてその時が来た。おじさんにだけ襲いかかる大地震が起こったのである。
その突然の振動に抗える身体能力は無く、抵抗虚しく意識を失ってしまったおじさん。
どれだけの時間意識を失っていたのか分からないまま、目覚めてみると、おじさんの前にはお決まりの女神様がおじさんに微笑んでいた。
見た目は麗しく、見た目は知的な感覚を印象付ける佇まいにおじさんも警戒心を徐々に緩めようという気持ちになっていた。
しかし、悲しい事におじさんの目の前に現れた女神は想像に反し、短期的言動を進めてはおじさんの反応に応じる隙を見せてはくれない様子で話は進んでいくのであった。
突拍子もない話が進み、おじさんが話を出来る番が訪れ、今の状況に文句を言いながらも女神におじさんの要望を発言していく。
おじさんの混乱している状況を女神は把握し、女神魔法を発動。おじさんの頭の中に何がどうして起こったのか一部始終を刻んでいく。
混乱の解けたおじさんの中に新たに発生した葛藤は女神を微笑ませると女神の恩恵を与えると女神の権限魔法が発動する。
権限魔法は数あるスキルの中でいくつかのスキルを選ぶことが出来るというものであった。
おじさんはそのスキルを選ぶ事で異世界に存在する種族間同士の紛争を止めるという使命を達成しなければ、元の世界には帰れないと女神より語られるのであった。
数多くの生命が溢れる異世界でおじさんの幸せはどうなっていくのか、今新たな生活が幕を上げる。
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