異世界恋愛 短編

「可愛げがない」は有責事由ではございません――真偽の天秤は王太子殿下の婚約破棄を認めませんでした

飛絽じゅらん 2026/07/18 公開 2026/07/18 08:10 更新

あらすじ

「セラフィーナ。ここで、お前との婚約を破棄する」

王命による婚約者であるレオンハルト王太子殿下は、国宝である真偽の天秤の前で、そう告げた。

理由は、政務に口を出したこと。
殿下を立てなかったこと。
可愛げがないこと。
そして、王太子妃にふさわしい華がないこと。

しかも殿下の隣には、身重の子爵令嬢アメリアの姿があった。

セラフィーナは、殿下の政務が滞らぬよう、これまでずっと下支えしてきた。
署名も裁可も、最後に行うのは殿下自身。
それでも殿下にとっては、彼女の補佐さえ「自分を無能に見せる越権行為」だったらしい。

婚約破棄の証文が読み上げられる。
そこに記されていたのは、セラフィーナの罪ではなく、殿下の不満ばかりだった。

そして、長く儀礼用と思われていた真偽の天秤が動き出す。

「可愛げがない」は、有責事由ではございません。
王家の正式文書に記すべきは、感情ではなく事実です。

これは、王太子殿下のお気持ちで作られた婚約破棄の証文が、国宝の天秤によって退けられる話。

そして、誰かの名で働いてきた令嬢が、自分の名で生きる場所を見つけるまでの話。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 4+0(7日間)
5 4 3 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 254+16(7日間)
250 240 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 4 ±0 254 ±0
10/31 4 ±0 254 ±0
10/30 4 ±0 254 +10
10/29 4 ±0 244 ±0
10/28 4 ±0 244 +6
10/27 4 ±0 238 ±0
10/26 4 ±0 238 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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