アクション 連載中・全37話

誰がために刀は痛む

こじこじ 2026/09/14 公開 2026/10/04 12:00 更新

あらすじ

――その異能(ちから)は、魂の「傷」から咲く。

 古代遺物『楔(くさび)』の発光により、人々のトラウマや苛烈な絶望が『異能』として覚醒する狂乱の戦国時代。

 絶体絶命の滅亡から「奇跡の救世主」の手によって命拾いをした山岳の小国・嶺陰(れいいん)。その陰には、美しき青年・葵(あおい)が率いる異能の特務部隊『八咫(やた)』の存在があった。

 ある日、嶺陰の国境で巻き起こった戦乱に呑み込まれた流浪の男・陣(じん)。
 何者でもないただの通りすがりであるはずの陣は、圧倒的な力で敵を屠りながらも、どこか自暴自棄に死地へ飛び込む『八咫』の少女・楓(かえで)の戦いを目撃する。

「踏み込むな! 右三歩へ跳び、横へ薙げ!」

 異能のカラクリも知らぬはずの陣。だが、彼の「目」だけは欺けなかった。
 常軌を逸した観察眼と凄惨な戦術眼――陣の発したたった数文の指示が、楓の刃を完璧に導き、数千の敵軍を一夜にして内側から崩壊させる。

「なぜお前は、そんな戦い方しかできない」
「……余計なお世話よ。こうするしか、ないんじゃない」

 異形なる力を振るう者たちの手綱を引き、盤面を支配してみせた陣。
 その異彩を放つ「目」を買われ、嶺陰の懐へと連行された彼を待っていたのは、英雄と称される『八咫』の戦士たちが隠し持つ、血を吐くような哀哀の真実だった。

 なぜ彼らは異能を振るい続けるのか。
 なぜ彼らの刃は、いつもどこか悲しく痛むのか。

 大国たちの欲望と異能の暴威が渦巻く時代の中、ただ一人「異能を持たぬ男」が、軍略という唯一の刃で狂気の運命を穿つ。

――痛みを受け止めるのは誰か。その刀は、誰がために痛むのか。

ポイント

総合ポイント 12
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1083.3% ブクマ×2 216.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
1
感想
0
レビュー
0
評価者数
1
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 1 ±0 10 ±0
10/30 1 ±0 10 ±0
10/29 1 ±0 10 ±0
10/28 1 ±0 10 ±0
10/27 1 ±0 10 ±0
10/26 1 ±0 10 ±0
10/25 1 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…