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爆猫亭十月 2021/02/13 公開 2022/05/16 23:00 更新
いろいろ都合の良い前提条件でもなければ、転移した途端に詰んでしまってお話になりません。ということで13年かけて転移する日本についてオムニバス形式でお届けします
いろいろ考えてみますと、突然日本が異世界に行ったとして、真面目に考えるとディストピア小説にしかなり得ません。そんなものは書きたくない、と勝手気ままな作者は知恵を搾りました。そうだ、すぐに行かなきゃいいんだと。
時間をかけてゆっくりと転移すれば傷は小さい。第一関門の食料、エネルギー問題はこれでなんとかクリアできるはず。10年以上も時間をかければ新しい油田の一つや二つは見つかるかもしれない。
ようしっ、なんか先は明るいぞっ。その間に近所でガンガン地下資源が見つかればいいし、農地も広げられればいい。労働力もなんとか確保できるかもしれない。猫の手を借りることになるかもだが。
ということで月並みではありますが、ある日突然(ではないが)東京都が異世界に転移してしまいます。東京都の東西には門が出来て、そこからしか出入りができなくなる。門の大きさは17mのトレーラートラックがようやく通れる程度で、どういうわけかそれより大きなものが通れなくなっていた。そしてその門にはこう刻まれていたのです。「1年後に此の国のすべてが転移する」と。そしてこうも続いていました。「その後12年の間は此方世界との往来を許すが、以後は往来を禁ず」と。突然に転移じゃさすがに詰んでしまうので時間的猶予がもらえたらしい。そんな緩い条件で転移が決まってしまった日本の転移先は、色々と今の地球と違っていました。ちょっと大きくて広いし、変な生き物はいるし、変な人たち、変な国家、いろいろなものと出会ったり別れたり戦ったりして歩んでいく。お気楽な登場人物たちが、一生懸命に、それでいてのほほんと異世界を攻略していく物語です。その様子をゆるーくオムニバス形式でお届けします。そんな感じです。
なお、本作はいくらかポリティカルなことやミリタリーなことを扱いますが、あくまでもフィクションであり、特定の思想、信条を肯定したり否定するものでもありません。また、 登場する人物、場所、団体などは実在のものとは一切関係ありません。本作には一部刺激的な表現が含まれる場合もありますので十分ご注意ください。よろしくお願いします。
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