ハイファンタジー 連載中・全25話

織田信長、令和の日本で天下統一~47都道府県が戦国時代に!?天下を獲る~

月神世一 2026/10/18 公開 2026/10/22 07:00 更新

あらすじ

「殿! 敵は四十六か国にございます!」
本能寺の炎に飲まれたはずの織田信長。彼が次に目を覚ましたのは、見知らぬ巨大な建造物が立ち並び、鉄の箱(自動車)が行き交う令和の「愛知県」でした。
突如発生した超常現象「戦国再臨」により、日本政府は消滅。日本は47の独立国家に分裂し、各都道府県には歴史上の戦国武将たちが復活してしまいます。北海道には機甲師団を擁する松前慶広、神奈川には海上自衛隊を率いる北条氏康、そして大阪には巨大経済圏を築く豊臣秀吉。
信長が手に入れた愛知県は、世界屈指の工業力を持つ国でした。トヨタ自動車をはじめとする巨大工場群、そして現代の軍事技術。圧倒的な武力を前に「これが令和の鉄砲か!面白い!」と息巻く信長でしたが、現代の戦争は甘くありませんでした。
「殿、燃料が足りません」
「戦闘機の部品は他県から調達しています」
鎖国状態となり海外からの輸入が途絶えた日本において、真の強さは兵器ではありませんでした。最大の敵は他国の兵力ではなく「資源不足」。燃料がなければ戦車はただの鉄の箱であり、食料や物流が止まれば国は崩壊します。現代社会の複雑さと脆弱性を突きつけられた信長は、かつてのように武力で国を焼き払うことをやめます。
「天下布武? 違うな。令和の天下は、武だけでは治まらぬ!」
信長を支えるのは、自動車部品メーカー出身で数字に厳しい澪、陸上自衛隊幹部の藤堂、防災行政の専門家である志保といった現代のプロフェッショナルたち。彼らと激しく議論し、時には己の非を認めながら現代の知識を吸収していく信長は、刀を置き、「工場」と「外交」を武器に新たな天下統一へと挑みます。
戦国武将の知略と現代の技術・経済が交差する、全く新しい架空戦記&国家運営シミュレーション。武力ではなく、47都道府県の君主に「織田信長を天下人と認める方が豊かになる」と判断させることはできるのか?令和の世に蘇った信長の、真の「天下布武」が今、幕を開けます!

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