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小倉紀能 2018/02/07 公開 2018/02/07 18:07 更新
サトルは、市民運動を中心に写真をとっていた。ある日、ユニバーサル商事社屋前で反対運動を撮影していると、ボディガードたちが、活動家に暴力を振るうのを目撃。必死にシャッターを押した。そんな最中に爆弾騒ぎで、サトルは気絶してしまう。そのサトルを介抱してくれたのは、浅井市恵という少女だった。しかし、おかげでサトルも活動家と疑われ、ボティガードに拉致されてしまう。
なんとか解放されたサトルは、市民運動団体の市恵や、他の仲間とも交流が始まる。そして、爆弾で気絶をきっかけに、五年前に亡くなった姉の尚子の霊がサトルの頭の中に出現するようになる。
爆弾騒ぎのときに見かけた妙な生き物は何だったのか。
ユニバーサル商事が撮影を進めている映画は、どんな内容なのか。
なぜ、尚子の霊がサトルの中に現れたのか。
その背後には、織田信長の陰陽師として、野望を閉ざされた賀茂友久の存在があった。遺伝子操作で蘇った信長と、それを支える賀茂友久。彼らは、現代に何をなそうとしているのか。
という話ですが、最初に書いたのが一九九三年で、まだカメラもフィルムが全盛の時代。また、ヒトゲノム計画もまだ達成されていない時代でした。さらに、映画のデジタル化もまだまだで、この二〇数年の時代の進化を思うと隔世の感があります。しかし、この設定自体を変えてしまうと話が成り立たない。なので、時代を一九九〇年代のままにして、手を加えたものです。
その意味では古くさい話ではありますが、まあ、興味がありましたらどうぞ。
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