ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 3
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 4
- 平均評価
- 9.50
- 週間読者
- 0
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
はなちゃん 2026/04/05 公開 2026/07/06 19:00 更新
【異世界を愛する文化人類学者が、それでも地球へ帰還する物語】
二つの太陽が照らす国で目覚めた、二十七歳の文化人類学者アンリ。その姿は幼い黒髪黒目の少女だった。
言葉もジェスチャーも通じず困り果てるアンリの前に現れたのは、虹色に輝く乳白色の髪と虹色の瞳を持つ王女ナナリエ。
話が通じず痺れを切らしたナナリエは、自らの髪の毛を操り、アンリの髪の毛と接続し意識共有を行う。この国の人々は髪の毛を通して記憶やイメージを伝達することができるという。
何事も物質単位で検証する理系気質の王女ナナリエ。
常に盤面を読む実務派王子ハルジオン。
気を抜くと樹木に溶け込む若宮司エンジュ。
彼らに振り回されながら、科学技術の発達した国を歩き、人々と関わり、「へぇ」と言っているうちに、アンリは少しずつ、この世界の時間と心に触れていく。
やがてアンリと身体を交換した黒髪黒目の少女からも連絡が入り、アンリ自身に起きたことにも少しずつ手がかりが見え始める。
そして旅の後半、彼らは珊瑚宮の救難隊長ソラリスと出会う。考えるより先に身体が動く、現場主義の青年。
研究者のナナリエとは正反対に見える二人は、同じ自然の摂理を信じ、ほとんど言葉を交わすことなく同じ結論へたどり着く。
それを見たハルジオンとエンジュは、一つの可能性を見出す。
——次の双王は、ナナリエとソラリスなのではないか。
この国では、二人の王「双王」が並び立ち、慣例として互いを伴侶に選んできた。ならば、婚約者である自分は退くべきだとハルジオンは考える。
然るべき二人を王にするため、ハルジオンは第一話で描かれた議会の場で、自らの王位継承権を返上する。
観察者だったはずの主人公が、世界と人の本質に巻き込まれていく、知的好奇心と理解の物語。
第一章では言葉を、第二章では国の仕組みを、第三章では信仰を、第四章では人々の生活と祭りを、第五章では医療と農業を、そして最終章では第一話で描かれた議会へ。
主人公とともに異世界を“体感する”ように進みながら、物語は最初に示された未来へとつながっていきます。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…