ヒューマンドラマ 完結・全22話

失踪者の銀行

キロヒカ.オツマ― 2026/08/20 公開 2026/08/23 14:31 更新

あらすじ

表社会には存在しない「銀行」がある。

そこで扱われるのは、金ではない。 人間の存在そのものだ。

依頼人がこう頼めば―― 「この人間を、半年間だけ社会から消してください」

その人物は痕跡ごと消え、契約期間が満了すれば、元の生活へと静かに帰っていく。 それが、噂に囁かれる「銀行」の、表向きの姿だった。

元刑事の調査員・高城恒一(52)は、失踪者探しを生業としている。 彼には、けっして癒えることのない過去がある。

26年前、警察官時代に担当した16歳の少女・三崎紗季の失踪事件。 懸命な捜索も虚しく、少女は見つからないまま、事件は時効を迎えた。

以来、高城は「戻ってこない人間」を追い続けている。

ある日、高城の事務所に、一人の女性が依頼にやってくる。 突然失踪した兄を探してほしいという。

兄は姿を消す三日前、こう言い残していた。

「半年だけ、俺はいなくなる」

調査を進めるうち、高城は裏社会の情報屋から、奇妙な言葉を聞く。

「その人は死んだんじゃない。預けられただけだ」

その一言をきっかけに、高城は都市伝説として語られる存在―― **「失踪者の銀行」**の実態に触れていく。

証言を集め、記録を辿るうちに、高城は気づいてしまう。 銀行は、ただ人を隠しているだけの組織ではない。

そして、過去の「預金者」の記録の中に―― 26年間探し続けてきた、あの少女の名前を見つける。

失踪とは何か。 人は、どこまで自分の人生を手放せるのか。 そして――見つけ出すことは、いつも救いなのか。

元刑事が辿り着く先に待つのは、 社会の裏に張り巡らされた、もう一つの秩序の正体。

そして、彼自身も知らなかった、自分自身の過去。

ポイント

総合ポイント 24
日間ポイント 0
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最高順位 [未取得]
評価ポイント 2083.3% ブクマ×2 416.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 20+0(7日間)
21 20 19 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 2 ±0 20 ±0
10/31 2 ±0 20 ±0
10/30 2 ±0 20 ±0
10/29 2 ±0 20 ±0
10/28 2 ±0 20 ±0
10/27 2 ±0 20 ±0
10/26 2 ±0 20 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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