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船越小久乃 2026/08/20 公開 2026/10/08 08:31 更新
「呼ばれなければ、行けない小屋があるらしいぜ」
田舎で育ての親・登紀子と暮らす高校生・隼斗は、拝み屋の手伝いをしている。怪異を祓う家に育ちながら、隼斗には何も視えなかった。
うだるような夏の日、肝試しに山へ入った子供たちが怪異に襲われた。
運び込まれた子供たちを救うため、本家から現れたのは、亜麻色の髪に淡い色の瞳を持つ男・伊佐。
伊佐は隼斗を見るなり、登紀子に静かに告げる。
「あなたから、隼斗さんを貰いに来ました」
その意味も、なぜ自分なのかも分からない。ただ、この男に触れた瞬間、隼斗の世界は一変した。
視えるはずのないもの。山に棲むもの。人の世に忘れられたもの。
そして、伊佐がなぜ隼斗を手に入れようとするのか。
二つの家に代々受け継がれてきた「血の契り」。
怪異と神、呪いと祈り。積み重なった因縁は、やがて二人を逃れられない運命へ引きずり込んでいく。
ホラー、ときどきコメディ。
BL要素あり。
物語が進むにつれて、執着と狂気が濃くなっていきます。
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