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日暮ミミ♪ 2025/10/29 公開 2026/02/27 15:11 更新
時は大航海時代。世界中の海には多くの海賊船が跋扈していた。
海賊船〈ゴールドバロン号〉もそのひとつだったが、彼らは船長であるキャプテン・ブライスの方針により、「略奪はするが強奪はしない」「罪のない人には危害を加えない」の二つの指針を掲げる義賊でもあったため、王国からは乗組員たちや船長の誰の首にも懸賞金はかけられていなかった。
そんなブライス船長の一人娘・レイラはある夜、海賊たちの住む港町の浜辺に一人の見目麗しい青年が、腕に傷を負った状態で打ち上げられているのを発見。王家の紋章を所持していることから、彼がルイス王子だと知ってもなお、困った人を放っておけないレイラは彼を介抱し、傷が癒えるまではこの町に留まるよう彼に言う。
そして、父をはじめとする船の仲間たちにも、「この王子さまに手を出したら、あたしが許さない」と釘を刺す。
「海賊とは海のならず者たち」だと思っていたルイス王子も、レイラたちは他の野蛮な海賊たちとは違うと感じ、彼らに心を開いていく。
そして命の恩人であるレイラと恋仲になり、「実は王国でクーデターが起きようとしているのだ」とレイラたちに打ち明ける。自身はその反逆者に殺されかけたのだと。
反逆者たちは海賊たちを根絶やしにし、庶民を食いものにしている貴族たちの船で世界の海を掌握しようと画策しており、海賊に恩情をかける現国王が邪魔になったのだという。
ルイス王子は、クーデターを阻止するために彼らに力を貸してほしいと懇願。キャプテン・ブライスはそれを快諾し、王国と手を結ぶことに。
こうして、身分を超えた一組の男女の恋とともに、世界の海をかけた王国・海賊対反逆者たちとの闘いの幕が切られたのだった――。
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