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長月 2026/11/07 公開 2026/11/07 09:37 更新
世界が、もうすぐおしまいになるらしい。
異世界からやってきた灰色のスーツの人たちが、僕らを順番に「お迎え」してくれるのだという。
それなら、明日の英語の小テストも中止になるのだろうか。
そんなことを考えているうちに、クラスメイトが、先生が、そして両親が、次々と異世界へ旅立っていった。
ところが、なぜか僕にだけお迎えがこない。
最初は自由な一人暮らしを楽しんでいたけれど、学校が閉まり、店が閉まり、街から人の姿が消えていくと、だんだん心細くなってきた。
どうして僕だけ、お迎えがこないのだろう。
みんな、僕のことを忘れているんじゃないだろうか。
これは、世界の終わりに取り残された一人の少年が、誰かのお迎えを待ち続ける物語。
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