空想科学 連載中・全26話

その探偵は改造されたが変身はしない

福山皆人 2016/10/21 公開 2020/06/27 22:02 更新

あらすじ

 一七八九年 パリ。“死の大天使”サン・ジュストの盟友、不死者(ストラルドブラグ)シルヴェール(のちのギーヴァー)は、百年周期の不可視彗星が拡散するヒュドラ・ウィルスにより不老不死となる。
 彼は、秘密結社『黒薔薇十字団』創始者ではじまりの不死者ゾンネの《全知(神の瞳)》を自分の《未来(神の右手)》と《過去(神の左手)》で別次元へ飛ばしたため、心臓を抜かれ、バスティーユへ投獄される。
 ゾンネの傀儡『賢老会議』統一議長の不死者ヨナは、バスティーユ陥落の混乱に乗じて彼を解放し、極秘裏に保護する。
 二〇八九年『MM21大災害』から『MM21創世記計画』で再生した横浜。再生の象徴であるGタワーは、世界経済を支配する『賢老会議』の中央本部にして不可侵の聖域である。
 改造人間の探偵スパンは、記憶喪失の凪原(ギーヴァーが『MM21大災害』で身体を損壊し、心臓の抜けた不完全な再生により偶然生まれた別人格)と出会う。彼の周辺を調べるうちに超能力少女コーネリア、九人の不死者、十二の聖遺物《レリクィア》の存在を知る。
 十年前、サン・ジュストの血を引くコーネリアは、ギーヴァーに命を助けられ、《過去》を渡される。十年間ひっそりと暮らしていたが『賢老会議』の実行部隊に《過去》を奪われ、その力で抑えていた早老症が進行し始める。
 ヨナは、ギーヴァーのクーデターによりGタワー内の『世界法院』に幽閉される。スパンは、元上官『鉄仮面』(実はヨナ)の依頼でヨナと《過去》の奪還へ仲間と共に向かう。激戦の中、凪原は頭を撃ち抜かれたことで人格がギーヴァーに統合されてしまう。《過去》を奪い返したギーヴァーは、《未来》と《過去》の同期発動で次元の扉を開き、不可視彗星をGタワーに落とそうとする。全ては、ヨナが不老不死となり、ゾンネを超えるための計画だった。
 微かに残されていた凪原の人格により不安定になったギーヴァーから《未来》と《過去》を奪ったスパンは、改造手術執刀医カルルが気紛れで仕込んだ《重力(神の心臓)》を発動、ヨナを太陽に飛ばした後、次元の扉を閉じることに成功する。
 生命維持装置からゾンネが目覚める。その手にはギーヴァーの心臓が握られていた。

ポイント

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3 2 1 10/30 11/02 11/05
評価ポイント 6+0(7日間)
7 6 5 10/30 11/02 11/05

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11/04 2 ±0 6 ±0
11/03 2 ±0 6 ±0
11/02 2 ±0 6 ±0
11/01 2 ±0 6 ±0
10/31 2 ±0 6 ±0
10/30 2 ±0 6 ±0

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