異世界恋愛 完結・全30話

泣き女のわたくしが呼ばれたのは、誰ひとり泣かなかった公爵夫人の葬儀でした ~涙を売る令嬢と、涙を忘れた公爵~

ヲワ・おわり 2026/08/12 公開 2026/08/17 07:00 更新

あらすじ

わたくしの仕事は、他人の代わりに泣くことです。

没落したヴァレンド子爵家の娘リゼットは、王都でいちばん高く涙を売る「泣き女」。葬儀に呼ばれ、遺族の代わりに声を上げて泣く。悲しみを完璧に演じられる彼女は、けれど自分のためには、一度も泣いたことがない。

その日呼ばれたのは、ラングヴァイ公爵夫人の葬儀だった。冷酷と噂される公爵オルデリクは、妻の棺の前で一滴の涙も流さなかった。
──いいえ。おかしいのは、あの方だけではありません。
あの広間にいた誰ひとり、本当には泣いていなかったのです。

葬儀が終わった夜、公爵はリゼットにこう告げた。
「これから一年、この屋敷のすべての葬儀で泣いてほしい」

その言葉のとおり、公爵家では人が死に続ける。そのたびにリゼットは泣き、そして数える。誰が泣いていないか。誰が泣きすぎているか。泣き女は葬儀の場で口をきくことを許されない。だから彼女は、何も言わずに、ただ見ていた。

やがて彼女は気づいてしまう。
──あの夜の棺が、最初から軽かったことに。

[ 全30話]

ポイント

総合ポイント 20
日間ポイント 0
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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 3+0(7日間)
4 3 2 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 14+0(7日間)
15 14 13 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 3 ±0 14 ±0
11/01 3 ±0 14 ±0
10/31 3 ±0 14 ±0
10/30 3 ±0 14 ±0
10/29 3 ±0 14 ±0
10/28 3 ±0 14 ±0
10/27 3 ±0 14 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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