ハイファンタジー 連載中・全82話

「聖女キター!」「違うけど?」 まきこまれ召喚は『聖女なわんこ』とともに

安ころもっち 2026/02/15 公開 2026/10/25 19:20 更新

あらすじ


 武田加奈、二十四歳の冴えない事務職OL。

 ある日曜日の午後、暖かな日差しを浴びながら、愛犬のレイといつもの公園を散歩。

 突如、足元の芝生から猛烈な白い光が噴き出し、視界が真っ白に染まり、強烈な浮遊感に胃が浮く。

 混乱する私は、|愛犬《レイ》をぎゅっと抱きしめ、目を閉じる。

 次の瞬間、私は冷たい石床の上に立ち尽くしていた。

 目の前には、三段腹を真っ赤なベルベットのマントで包んだ中年男。 見るからに王なのだろう。

 その傍らには、金髪をなでつけ、軽い女なら一瞬で落とせると確信していそうな、色ボケた表情の男。 王子様なのかもしれないと、そんなことを考えていた。

「ついに我が国にも聖女が現れたのだな! これでこの国も……ぐははははっ!」

 王と思われるおじさんが笑い声を上げる。

 ローブを着た老人たちがステータスを確認すると言い、水晶玉のような道具をこちらに翳していた。

 目の前で映し出される異国の文字。 だけどはっきりと意味が理解できるその光景に、ああ、異世界転移というやつなのかも?と首を傾げる。

 鑑定結果が出た途端、彼らの顔から露骨に期待が消え失せた。 私のスキルは「保護者」という、望みとはかけ離れた理解不能な内容だったようだ。

「なんだ、聖女ではないのか? まったく、ぬか喜びさせおって、使えん女だ!」

 王が虫ケラを見るような目で私を睨む。 期待外れだったからって、その態度はあんまりだ。 そう思って苛立つ私。

 すると、王子がニヤけながら私の顔を覗き込んできた。

「顔立ちは悪くないな。 俺の妾ぐらいにはしてやってもいいぜ?」

 彼は安っぽい香水の匂いを漂わせ、私の腰に手を回そうとしてきた。 ヨレヨレのパーカー姿の私に妾の打診とか、この王子の審美眼はどうなっているのか。 怒りよりもそんなことを考えてしまう。

 こうして、私の異世界の冒険は幕を開けた。

◆◇◆◇◆

※作中に登場する団体、国、人物など、全て架空の存在です。
2026.06.13 26話、43倭、魔人の敬称に誤りがありました。訂正します。

[完結]捨てられ聖女と森の主
https://ncode.syosetu.com/n7147ji/

[完結]侯爵家の三男だけど能力板には大盗賊って
https://ncode.syosetu.com/n7409iu/

ポイント

総合ポイント 96
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 4850% ブクマ×2 4850%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
24
感想
0
レビュー
0
評価者数
5
平均評価
9.60
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 24+0(7日間)
25 24 23 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 48+0(7日間)
49 48 47 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 24 ±0 48 ±0
10/29 24 ±0 48 ±0
10/28 24 ±0 48 ±0
10/27 24 ±0 48 ±0
10/26 24 ±0 48 ±0
10/25 24 ±0 48 ±0
10/24 24 ±0 48 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…