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秋乃 よなが 2026/06/12 公開 2026/06/18 18:00 更新
本物の竜を捨てたのは、そちらでしょう? ――絶望しても、もう遅い。
***
「黒髪は不吉だ」と蔑まれ、実の家族から虐げられてきたシャディア。
ついには処刑台へと送られるが、死の瞬間、彼女の中に眠る「黒竜」が覚醒する。
漆黒の翼を広げ、清廉な百合の香りを纏うシャディアの前に降臨したのは、時空を超えて彼女を迎えに来た白竜王アルバジーク。
「やっと見つけた、俺の番(つがい)よ」
本物の加護を失い、腐敗臭の臭いを放つ偽聖女と崩壊していく王国を背に、シャディアは竜の国へと導かれる。
そこには、王からの過保護な溺愛と、かつて自分を捨てた者たちが絶望で見上げるほどの、輝かしい未来が待っていた。
さようなら、可哀想だった私。
これは、孤独な少女が愛を知り、真の王妃へと至るまでの物語。
※本作は、「カクヨム」にも投稿しています
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