異世界恋愛 連載中・全39話

毒見役だった私を拾ったのは、村で一番怖い小料理屋の店主でした ~捨てた勇者は、そのあと村に来ないでください~

月神世一 2026/09/05 公開 2026/09/17 19:14 更新

あらすじ

あらすじ
「地味なんだよ、お前」
勇者ゼロスにそう告げられ、ミレイユは追放された。
聖女という肩書きは、ただの飾り。三年間、彼女がしていたのは毒見役だった。
【完全味覚】——口にしたものの成分も、作った人間の感情までわかってしまうユニークスキル。攻撃もできない、回復もできない、外れスキル。
そのせいでミレイユは、食べ物が怖い。差し出される皿にはいつも、毒か、侮蔑か、苛立ちが混ざっていたから。
雨の中を七日歩き、たどり着いた国境の村。
黒い暖簾に「鬼龍」の二文字。
カウンターの奥に立っていたのは、見た瞬間に本能が「逃げろ」と叫ぶ、190cmの男だった。
「座れ。腹減ってんだろ」
震える手で口に運んだ一膳の飯には、何も入っていなかった。
毒も、嘘も、打算も。ただ「冷めないうちに食え」という、それだけが。
住み込みで働き始めた日々。無愛想な店主は毎日、同じことを聞く。
「今日、何が食いたい」
三年間、食べたいものを言えなかった彼女は、一度も答えられない。
そんなある日、村に押し入った男たちが、子供を蹴り飛ばした。
泣き声が響いた瞬間、店の奥から聞こえたのは——ライターを開閉する、小さな金属音。
村人は蒼白になって言った。
「出ちまった。死を呼ぶ四番が」
戦えない少女が、人ならざるものになった男を連れ戻すために差し出したのは、たった一粒の角砂糖だった。

ポイント

総合ポイント 38
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 2052.6% ブクマ×2 1847.4%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
9
感想
0
レビュー
0
評価者数
2
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 9+0(7日間)
10 9 8 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 20+0(7日間)
21 20 19 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 9 ±0 20 ±0
11/01 9 ±0 20 ±0
10/31 9 ±0 20 ±0
10/30 9 ±0 20 ±0
10/29 9 ±0 20 ±0
10/28 9 ±0 20 ±0
10/27 9 ±0 20 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…