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月追める 2026/11/06 公開 2026/11/06 19:01 更新
「僕はもう、君の言動を看過出来ない!マーネ、僕は君との婚約を破棄させてもらう!」
悲痛な声で叫んだのは、マーネの婚約者である伯爵令息のコズラード。その隣には子爵令嬢のアイーダが勝ち誇った顔で笑っている。
校舎前の広場で非難されたマーネは男爵令嬢で、数代前まで平民だった商家の娘。二人は成金貴族だとマーネを馬鹿にするが……やり取りを見ていた令息令嬢は、家格の低いマーネの味方をした。
「婚約破棄ですか?構いませんよ。こちらからの支援金の全額返済と、慰謝料を請求しますけれど。いいですよね?」
信用信頼を重んじてきたマーネは、商家の娘として“迷惑な客(クレーマー)”への対応をする。
その結果、周囲の声に耳を傾けず真実の愛を貫いた二人が失ったのは、金か、名声か、それとも……?
1作1万文字以内の短編シリーズ:恋落ち目撃シリーズ5作目。
目撃したそれは、はたして“恋”?
恋めいた表情、勘違い、執着、誰かの悪意……?
さて、今回は何によって物語が動き出すのか。
どうぞ、この一幕の結末をご覧ください。
※世界観は話ごとで全て異なるため、この物語だけでお楽しみいただけます。
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