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西山暁之亮 2021/10/04 公開 2021/11/18 21:00 更新
魂を抜かれた姉を救うため、神の霊薬エリクサーを探し求める少年冒険者のアルトス。その手がかりがあるダンジョンで彼はレベルアップするが、宿ったスキルは【武器使用不可】という最悪なものだった。役立たずと追放されて全てを失った彼が街の外で泣いていると、運悪く狼の群に襲われてしまう。武器の使えないアルトスは破れかぶれに狼を殴りつけると、いきなり木っ端みじんに爆散してしまった。実はこのスキル『背負った武器の力を強化して体に宿す』という隠し効果があり、背負っていた魔剣の力が身体に宿っていたのだ。力に気づいた彼は新たなパーティーの立ち上げを決意。元メンバーの片思いだった女魔術士を引き抜こうとしたが、彼女は既にアルトス見限り、あろうことか彼を追放した張本人と肌を重ねていた。アルトスは「ちっくしょああああ!」とヤケクソになって単騎ダンジョンへ突入。第一階層と第二階層を隠れスキルの火力と勢いで突破するも、第三階層へ向かうところで魔力切れを起こし倒れてしまう。これで終わりかと絶望したところで、アルトスは元メンバーの寡黙な美少女ダークエルフ、ヴィヴィに命を救われる。彼女もまたエリクサーを探し求める一人。アルトスが宿したハズレスキルは女神の試練であり、エリクサーに通じる鍵なのだという。最初は運命共同体として組むも、アルトスの無自覚異文化接触にてヴィヴィはアルトスを見る目が相棒から恋人未満までくりあがってしまった。絶望のどん底から仲間ができたと希望に満ち溢れるアルトスと、こんなはずでは無かったと頬を赤らめるヴィヴィ。互いにすれ違う思いを抱えたまま、二人はエリクサーの手がかりがあるというダンジョンの最奥へと向かうのであった――
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