ヒューマンドラマ 短編

理解のある彼女、氷河期世代問題の最終的解決

八重代かりす 2025/03/31 公開 2025/03/31 03:50 更新

あらすじ

 主人公は四十四歳の誕生日を迎えた。うだつの上がらない人生を送った氷河期世代で、非正規雇用の警備員で、年収は約300万円。総資産もかき集めて約200万円で、JR蒲田駅から徒歩十五分のアパート――築25年の1K住まいという有り様だった。
 しかし、そんな主人公にも『理解のある彼女』がいた。その名はクララ・マリオン。齢二十で金髪碧眼で白皙痩躯で容姿端麗。定量的には、身長175センチ、体重55キロ。スリーサイズは上から94・54・89、アンダー65のHカップである。
 そして、主人公はそんなクララと出会った一か月前を回顧する。
 緊急コンプライアンス研修の帰り道、黒塗り高級車が横にとまり、主人公の前にクララ・マリオンがあらわれる。「あなたが私の【マスター】ですね」と言われ、当然の困惑に陥る。主人公は極力そっけなく振る舞い、関わり合いにならないようあれこれ工夫もにしたが、クララの積極性の前に押され気味になる。
 結局、主人公は(自暴自棄になっていたこともあり)クララと共に三ツ星の寿司屋へと行き、おごってもらう事になる。黒塗り高級車での移動時、それが自動運転であることに驚き、またクララの『講義』にも感銘を受ける。
 さらに寿司屋で清酒と握り寿司を堪能し、満腹になってアパートに帰宅。
 するとクララが自らアパートの寝具及び水回り各種の部品交換と清掃作業を行うと提案したので、主人公はこれも受諾。続いて、ピカピカになったそれらの代わりに、汚れてしまったその身を浴室で洗いたいと申し出たので、主人公はこれも受諾。
 流されるままの主人公はウイスキーを飲みながら、状況の異常さに悩む。同時に自身の半生を――漫画家志望として上京してから破綻するまでの二十余年を思い返す。しかし、そんな『負け組』としての、それこそ人生を費やした教訓すら、クララ・マリオンに否定された気がしていた。そのせいでつい零れた。「それでスリーサイズは上から94・54・89? アンダー65のHカップ? いや、あり得ないだろう?」という言葉に、全身の洗浄が完了したクララは全裸で反応。「それでは、ご確認下さい」と主人公へ計測を迫り、それらの数字を証明した。
 主人公はその胸に顔を埋める。

 そして――。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/01(6日間)
ブクマ 1+0(6日間)
2 1 0 10/27 10/29 11/01
評価ポイント 0+0(6日間)
1 0 10/27 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 1 ±0 0 ±0
10/31 1 ±0 0 ±0
10/30 1 ±0 0 ±0
10/29 1 ±0 0 ±0
10/28 1 ±0 0 ±0
10/27 1 ±0 0 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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