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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
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錆猫てん 2026/03/09 公開 2026/03/20 07:00 更新
帝国の地図の端。境界線の、すぐ内側。
冬になれば、吐く息が白く滲むほどの寒さが降りる。
その地を守り続ける、一人の辺境伯がいた。
幾度となく蛮族の襲来を退け、戦場で名を轟かせた傑物。
人々は恐れと敬意をこめて、彼を「天狼伯」と呼ぶ。
社交には姿を見せず、その実像を知る者は少ない。
見えないものは、好き放題に噂される。
曰く、蛮族を噛み殺す。
曰く、慈悲の心がない。
曰く、女嫌い。
曰く――冷酷無比。
だが、天狼伯にとって噂など戯言にすぎない。
必要なのは、ただ明日を守ることだけだった。
ある日。
そんな辺境の地に、皇都から一通の書簡が届く。
その報せは、静かな日々を打ち砕く。
そして、凍てついた運命を動かしはじめる。
ここから、この物語は幕を開ける。
◇――――――――――――――――――――――――――◇
物語の進行上、流血などの描写を含む場面があるため、
念のためセルフレイティングを R15 に設定しております。
苦手な方はご注意いただけますと幸いです。
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