その他 短編

名のない贈り物

雉白書屋 2025/07/13 公開 2025/07/13 11:00 更新

あらすじ

「ははーん、そういう感じね、ふーん、ほー……」

 とあるアパートの一室。男は腕を組み、じっと床を見下ろしていた。
 その視線の先――床に転がっていたのは、人間の指だった。

 すべての始まりは、ある日、いつものようにポストを開けたことだった。小さな紙袋が入っており、中には缶詰が一つだけ。差出人の記載はない。もしかすると母親が寄ったのかと思い、後で電話で確認したが違った。
 消費期限の部分が削られており、気になったものの、缶自体には穴やへこみ、錆もなく新品に見えた。生活に困っていた彼は、ありがたくそれをいただくことにした。
 それからというもの、毎日のようにポストに何かが届くようになった。
 缶詰、カップ麺、レトルト食品、新品のシャツや靴下など、いずれも実用的で、今の彼にはありがたいものばかりだった。食品は例外なく、期限表示が削られていたが、味に問題はなかった。手料理が来たら、さすがに口にするのはやめておこうと身構えていたが、送り主はそのあたりをちゃんと心得ているようで、届くのは既製品だけだった。

ポイント

総合ポイント 20
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 20100% ブクマ×2 00%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/30〜11/05(7日間)
ブクマ 0+0(7日間)
1 0 10/30 11/02 11/05
評価ポイント 20+0(7日間)
21 20 19 10/30 11/02 11/05

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/05 0 ±0 20 ±0
11/04 0 ±0 20 ±0
11/03 0 ±0 20 ±0
11/02 0 ±0 20 ±0
11/01 0 ±0 20 ±0
10/31 0 ±0 20 ±0
10/30 0 ±0 20 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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