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雪月花VS花鳥風月 2022/11/17 公開 2022/11/27 22:01 更新
「シャルル嬢、皇家の影である貴女に提案があります」
唐突に聖女ルイラが私の屋敷を訪れて、提案があると告げられた。
しかも私が皇家の影である事も知られていた。
一瞬ルイラを始末しようかと考えたのだが、流石にリスクが高過ぎるので、思い止まった。
「既に皇帝陛下の許可は得ています。貴女のスキルの事も把握しています。私とコンビを組んで、理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪しましょう」
それはとんでもない内容の提案だった。
詳しく話を聞くと、私は提案に乗る気になった。
私は複数の特殊なスキルを有している。
他人の悪意を感知するスキル。
自分の存在を認識させないスキル。
結界が張られている場所でも空間転移出来るスキル。
記憶を再生させて、映像化するスキル。
ルイラ様はエメル聖国の大聖女様の御息女で、たとえ皇族でも断罪出来る権限がある。
私のスキルとルイラ様の権限を駆使して、理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪する事だった。
婚約破棄の連鎖を断ち切りたい私には正に渡りに船だった。
「分かりました」
外枠は完全に埋められているので、了承するしかなかった。
これはシャルルとルイラがコンビを組んで、理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪する物語です。
以前に投稿した【私の祖国では婚約破棄が流行っている】の内容を連載版に加筆訂正しました。
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