現実世界恋愛 完結・全9話

賀茂うみのは連れ回す

水門 海白 2020/04/19 公開 2020/04/19 15:00 更新

あらすじ

【第一話~最終話までのあらすじ ※ネタバレあり】

神之川大学の三年生である、イラストが趣味の主人公「弥生冬葵(やよいふゆき)」に突然告白してきたのは、正体不明のヒロイン「賀茂海乃(かもうみの)」。彼女の巧妙な誘導によって、冬葵は初対面同然の彼女と時間を過ごしていく。 

ある時は二人でネイビーの街横須賀を散策し、またある時はスケベ根性を隠さぬ悪友「鮎喰(あくい)コウ」、ダウナーでニヒルな哲学系美女「丸子哲(まるこあきら)」、元気溌剌とした冬葵の妹「弥生棗(なつめ)」とその穏やかな親友「桜戸(さくらと)こはる」の計六人で由比ガ浜で海水浴し……。
海乃の見目麗しさと底抜けの明るさに冬葵は惹かれ、夕焼けの海で「海乃が好きだ」と思いを告げる。

後日、告白の返事として彼女から伝えられたのは、「すべては人間の愚かな『感情』を利用した、あなたを捕食するための私の誘導だ」という暴露だった。そもそも海乃は人間ではなく●●●●●であり、それゆえに人間の感情を理解せず「バグだらけの不誠実なもの」と蔑視していたのだ。

しかし、冬葵の描いたイラストを通して「感情の中には美しいものも存在する」「冬葵から真っ直ぐ向けられていた恋情を、自分は踏みにじっていた」ということに気が付き、後悔の念から涙を流す。
海乃は冬葵に謝罪するために、伊豆諸島の式根島に出かけることを提案するが、彼女の出自にまつわる「人間を愛してしまえば、この世から完全に消滅する」という予言通り、澄み切った蒼い海の前で、冬葵をはじめ、全ての人間の記憶・記録から消滅してしまう。冬葵に残されたのは、離島での優雅な一人旅の記憶と、なぜかイラストが全く描けなくなってしまうという手枷だけだった。

「感情とは何か」という哲学的な問いを下敷きに繰り広げられる青春群像劇の、初めの一編。

※小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載されています。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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11/03 1 ±0 10 ±0
11/02 1 ±0 10 ±0
11/01 1 ±0 10 ±0
10/31 1 ±0 10 ±0
10/30 1 ±0 10 ±0
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「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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