異世界恋愛 短編

「狐など、妹の膝でも丸くなる」と婚約破棄されたので、狐たちに選ばせます ~結婚相手は白狐が決めるので、狐たちと隣国の王さまのところへ行きました~

絶祇 2026/09/05 公開 2026/09/05 16:36 更新

あらすじ

「狐など、妹の膝でも丸くなる。狐の世話係を妃にはできん」

婚約者の王太子ロデリクは、妹セレストの手を取ってそう言った。妹は袖についた狐の毛を払った。

「服につくわ」

私はオレリー、二十五歳。王家の狐守を十年務めている。

番は、白狐が決める。女神の使いの白狐が二人の間で丸くなれば番、丸くならなければ縁が無い。王家の婚礼も村の婚礼も、狐が丸くなって初めて立つ。王太子は、狐舎へ一度も来たことがない。

「では、狐たちに選ばせます」

王都の白狐は三百匹。妹の膝には、一匹も来なかった。三百匹が、私の後ろについて国境まで歩いた。一番小さいふくだけが天邪鬼で、王太子の靴の上で寝ている。

国境には、隣国の王ヴァルテルが立っていた。十年、狐が一匹も丸くならなかった王だ。手には、狐の干し魚。

「庭が空いている。狐守ごと、来い」

三日目の朝、隣国の王宮の庭で、白狐が千匹、私と王の間で丸くなった。王都の婚礼は、一件も立っていない。

「狐を戻せ。王都の婚礼が、一件も立たん」
「番は、狐が決めます」

大陸の婚礼が、狐の毛の向きで動くまでの三日の話。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 4+0(7日間)
5 4 3 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 12+0(7日間)
13 12 11 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 4 ±0 12 ±0
11/01 4 ±0 12 ±0
10/31 4 ±0 12 ±0
10/30 4 ±0 12 ±0
10/29 4 ±0 12 ±0
10/28 4 ±0 12 ±0
10/27 4 ±0 12 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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