ヒューマンドラマ 短編

占い師が“女の子だ”と言った日、夫と姑は“私の命”を終わらせようとした

熾星 2026/08/19 公開 2026/08/19 16:10 更新

あらすじ

 あの夜、私は悠斗に誘われて、彼の友人たちとの飲み会に参加していた。

 途中で悠斗が電話に出ると言って席を外すと、見知らぬ男が近づいてきた。最初は世間話だったのに、次第に距離を詰められ、「旦那さん、しばらく戻ってこないみたいだし、このあと二人で飲み直さない?」と何度もしつこく誘われた。

「結構です。夫を待っているので」

 それでも男は諦めず、今度はホテルに行こうとまで言い出した。私がはっきり断って席を立とうとした瞬間、離れた場所から突然笑い声が上がった。

 悠斗と友人たちが出てきた。

「悠斗、お前の奥さん、ちゃんとしてるじゃん。金払って試した甲斐あったな」

 私は何を言われているのか、一瞬理解できなかった。

 悠斗は悪びれる様子もなく笑っていた。

「最近、浮気する人も多いだろ? ちょっとした貞操チェックだよ。本気にするなって」

 別の友人が面白がるように口を挟んだ。

「でも、神崎先生の話じゃ、お腹の子は女の子なんだろ? 跡取りが欲しい高橋家としては、そっちのほうが問題か」

 私はその場に立ったまま、悠斗の顔を見つめた。

 あの瞬間、この人たちが急に知らない人間に見えた。

 そこまで私を試したいのなら、もういい。

 私だって、いつまでも物分かりのいい妻を演じるつもりはなかった。

ポイント

総合ポイント 382
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 37297.4% ブクマ×2 102.6%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 5+0(7日間)
7 6 5 4 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 372+0(7日間)
373 372 371 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 5 ±0 372 ±0
10/29 5 ±0 372 ±0
10/28 5 -1 372 ±0
10/27 6 ±0 372 ±0
10/26 6 ±0 372 ±0
10/25 6 +1 372 ±0
10/24 5 ±0 372 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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