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水夜ちはる 2015/07/21 公開 2019/03/08 22:44 更新
シリアスなダークハイファンタジー。 ※中世欧州風ではなく、近世欧州風な異世界を舞台にしています。
斜陽の王国の「英雄」に祭り上げられた少女の物語――。
400年の栄光と繁栄を誇っていた西方の大国、フェルナーデ王国にも斜陽の時代が訪れていた。王都ルテティアは政治が腐敗し、犯罪が多発し異形なる魔物の噂が絶えずにいた。その暗黒の時代に、一筋の光が生まれる。『英雄』と呼ばれる貴族の少女レルシェル。騎士として為政者として急激に名を上げ始めた彼女であったが、彼女は民衆の考える『英雄』像ではなく、一人の少女、悩みや迷いを抱えた一人の人間だった。
魔物と戦いながらレルシェルはルテティアの一部「北壁」の改革を進めるが、王国では革命の気運が高まり、王国南部でついに武力蜂起が発生する。討伐軍の一員となったレルシェルであったが、王国軍は敗北。レルシェルは善戦するも、それを理由に内通を疑われて投獄される。それは王国側による陰謀であった。
王都まで迫る革命軍であったが、仲間により救出されたレルシェルの活躍もあって、互角以上の戦果を上げるも市民の暴発によって王妃ディアーヌは革命軍に降伏を申し出るのであった――。
かくして共和政府がたちあがるも、不安定な新政府の中にも陰謀や謀略の類は尽きない。不安な日々を送る市民たちにも魔物の影が闇から這いよっていた――。(十章現在)
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