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黒崎 凱 2026/08/17 公開 2026/10/09 20:10 更新
『やめてやる、祝ってくれなきゃ……やめてやる。』
◆◆◆
『お給料が他より安くても
お誕生日を盛大に祝ってくれるなら!』
……求人票の甘い言葉を信じ
名門アストラル公爵家で働き始めた新人メイドのアイナ。
しかし……いざ迎えた誕生日は華麗にスルーっ!?
後輩庭師の誕生日は
シャンパンが飛び交う狂乱のどんちゃん騒ぎ!?
「……信じた私が、馬鹿だった。
こんな職場、絶対に辞めてやるッ!」
……怒りと悲しみを胸に
退職願を叩きつけようとしたアイナ。
しかし、彼女が目にしたのは
ボロボロの人形を前に
半泣きで針仕事に苦戦する不器用な当主の姿だった。
(……辞めるんだから、放っておけばいいのに。
でも……)
それは、メイドの性分か
それとも彼女の優しさが故か
彼女にとっては『最後のお手伝い』のつもりだった。
しかし、周囲の反応は――
「じ、呪物を素手で浄化した……!?」
――これは
『ちゃんと祝ってもらいたいメイド』と
彼女の誠実な家事を『聖女の奇跡』と勘違いし
全力で引き留めようとする者たちによる
ドタバタ勘違いコメディである。
「あ……明日こそ。
明日こそは絶対に出て行ってやるんだからぁぁぁッ!」
※本作はカクヨムにて完結まで掲載予約済みの作品を
小説家になろうにも掲載しているものです。
本文内容はカクヨム掲載版と同一です。
最後まで完成済みですので
安心してお読みいただけます。
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