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naomikoryo 2026/03/31 公開 2026/04/03 05:47 更新
“氷の上司の息子”が主役になったとき、恋はもっと不器用で、もっとまっすぐになる。
――それが、この《悠真編》。
本編で描かれた舞子と誠の息子・本庄悠真。
整った容姿、冷静な判断力、隙のない立ち振る舞いから、周囲には「氷の貴公子」と呼ばれる存在。
けれどその内側には、誰よりも不器用で、まっすぐな想いを抱えた“普通の少年”がいました。
そんな彼が出会ったのは、静かで優しく、少しだけ勇気を持った少女――谷川ひより。
図書室での何気ない会話。
体育祭での一瞬の接触。
バレンタインやホワイトデーで交わされる“想いの答え”。
特別な言葉がなくても、確かに伝わっていく感情。
近づきたいのに踏み込めない距離。
それでも少しずつ、確実に変わっていく関係。
悠真は決して「恋が上手い」わけではありません。
むしろ、どう向き合えばいいのか分からず、照れや戸惑いをそのまま抱えています。
けれどだからこそ――
その一言、その行動、その選択すべてが、まっすぐで、嘘がない。
そして、彼を取り巻くのは個性豊かな家族たち。
全力で愛情をぶつけてくる母・舞子。
静かに見守りながら背中を押す父・誠。
騒がしくも温かい“家族の空気”が、悠真の不器用な恋を支えていきます。
この物語は、派手な展開よりも、
“日常の中で少しずつ育つ想い”を大切に描いた青春恋愛譚。
触れた指先。
交わした視線。
言葉にならない「好き」。
そのすべてが積み重なって、やがてひとつの答えへとたどり着く――。
不器用だからこそ、愛おしい。
まっすぐだからこそ、心に刺さる。
これは、“氷の貴公子”が、
たった一人の女の子の前でだけ、少しずつ“温度”を持っていく物語です。
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